#1 Droom Technology
最初の会社はDroom Technologyです。Droomはインドのデリー首都エリアのグルガオンにオフィスを持つ、中古車新興テクノロジー企業です。設立は2014年という若い会社ですが、既に従業員450人以上を持ち、インドの国内中古車マーケットシェア約75%超を有する企業です。時価総額も1 billion近くとなり、ユニコーン企業の仲間入りももうすぐと考えられています。 0. 企業概要 社名:Droom Technology Private Limited 設立:2014年6月 本社:シンガポール 創業者:Sandeep Aggarwal 主なサービス:中古車オンラインマーケットプレイス 競合他社:Car Dekho, Car Wale, Car Trade等 Droomプロダクト・サービス一覧 1. オンラインマーケットプレイス ここではDroomのコアサービスであるマーケットプレイスに関して記載をします。インドでは80%以上のオドメーター(走行距離メーター)が改ざんされていると言われ、売り手や中古車自体に対する信頼というものがありません。 経済学の教科書で「情報の非対称性」の一番典型的な例で出てくるのが中古車市場かと思います。 DroomのマーケットプレイスやCertification serviceはそれらの「非対称性」の解決にあたっているサービスになります。 1-1. マーケットプレイスフォーマット フォーマットはB2B, B2C, C2B, C2Cの全てがあります。ウェブサイトを見る限りB2Cの取引が多い(つまり売り手は法人)であるように思われます。 中古車購入者のフローとしては、手数料としては売値の2-3%を車の購入予定者がDroomに前金として支払います。但し、その中には保証やロードサイドサービスが含まれているので、実質的な手数料はより低いものとなっています。 残りの97%-98%は購入者と販売者が車の引き渡しの際に支払います。もし万一、前金手数料を支払った後に商談が破談した場合にも、前金は100%返金されます。 これらのサービスは Buyer Protection と呼ばれ、Droomの一つのサービスラインです。 マーケットプレイスにある他の...